赤の帆布

次に製作するトートのために真っ赤なリネン8号帆布を水通ししました。
明るめの赤で軽やかな色が装いにピリッと効きそう。

水通しと地直しは手間のかかる作業です。
水通しをするしない問題はハンドメイドされている方々でも人それぞれ。

することで、生地の埃や汚れを落とし、しっかり水を含ませて洗濯時や雨による縮みや色落ち、色移り等を予防することが期待できます。
一方しないのは、現在の日本で織られた生地は地の目を整えてあるので、水通しにより逆に歪んでしまう。また先に縮ませてしまうと縫い目がゆるく締まりのないものに仕上がるから。

うーん。どちらも捨てがたい。簡単に答えを出せそうにありません。

今のところ、水通しする前は埃っぽさを感じてしまうのと、水通し後のさっぱり感、糸が膨らみ生地が引き締まる感覚が好きなので、水通ししています。
おそらく生地にもよると思うので生地を見ながら選んで行きたいと思います。